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ヨハン・シュトラウス2世 ワルツ『別れの叫び』 [音楽]

いつもお読みくださっている皆様、明けましておめでとうございます。今年もマイペースで楽しみたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。


ふとしたことから、お正月休み中は、2011年のニューイヤーコンサートのCDをかけっぱなしにしていた。その中で、ヨハン・シュトラウス2世のワルツ『別れの叫び』に夢中になっている。当時はニューイヤー初登場の曲ということで、残念ながらほとんど記憶に残らなかった。7年ぶりに聴き返し、細やかな音楽の流れと切々と心に沁み入る旋律に釘付けだ。弟のヨーゼフの曲かと思ったほどである。ある曲が突然語りかけてくるのは、なぜなのだろう。ヴェルザー=メストは、思いもよらない名曲を発掘し、紹介していたのだなあとしみじみと思う。そういえば、年末はお隣の上海で、ニューイヤーコンサートを指揮したらしい。本国での復帰はいったいいつなのだろう...。

2011年はリストのメモリアルイヤーだった。生誕200年を祝し、ニューイヤーコンサートでもメフィストワルツをはじめ、リストゆかりのワルツが演奏された。モーツァルトの生誕100年を祝うため、1856年にリストはウィーンを訪問した。その際、ヨハン・シュトラウス2世は、ワルツ『別れの叫び』をリストに献呈したという。

コンサート第二部の
・ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『別れの叫び』作品179
・ヨハン・シュトラウス1世:『熱狂的なギャロップ』作品114
・フランツ・リスト:『村の居酒屋での踊り』(メフィスト・ワルツ第1番)
は、リストのメモリアルイヤーに実にふさわしいプログラムだった。当時もそんな解説を聞いたはずだけれど、なんとなく聞き逃していたようだ。渋い選曲、ヴェルザー=メストらしいではないか。

ワルツ『別れの叫び』は、”別れ”というタイトルが付いているだけあって、どことなく儚げな雰囲気が漂う。別れを惜しむかのように歌い上げるヴァイオリンの音色が出色である。1:02頃から始まる旋律に、心が強く揺さぶられるのだ。


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